人は亡くなると、故人の財産を何らかの形で分けることになります。いわゆる相続です。しかし、言葉でいうほど簡単ではなく、家族間の争いにより、親子仲や兄弟仲が修復不能になるほど壊れてしまうことがあります。そんな事態を避けるために重要な存在が弁護士です。

しかし、弁護士ならば誰でもいいというわけではありません。実績などもちろん重要ですが、専門分野も注目しなければいけないポイントです。離婚問題に強かったり、労働問題に強かったり人それぞれ得意分野が違い、何でもできるという人はあまりいません。専門分野外であったために納得のいく結末にならないこともあるのです。

そこでまず弁護士を選ぶときは相続に強い人を選ぶべきです。そこから実績を見て適任者を選べば効率的です。そしてその後に具体的な相続税対策をしなければなりません。一般的に遺産が多い人の方が争いは激しくなりそうなイメージがありますが、意外と遺産が少ない人の方がもめやすい現実があります。

遺産が多い人は生前から親族間でもめないように対策をとっているのです。具体的にはこまめに贈与したり、土地を有効利用したり、さらに続時精算課税制度の活用および生命保険の活用などあらかじめ弁護士と相談して細かく相続税対策をとることで、親族間の争いの芽を摘むのです。このように、信頼できる弁護士を探し、遺産の大小にかかわらず、相続争いが起きないように先手を打つことが家族と故人、そして将来の家族のために重要となります。