相続は財産ばかりを受け継ぐものではありません。通常は権利だけでなく義務も含めて受け継ぐことになりますので、借金などの負債がある場合は、意図していなくてもそれを承継することになってしまうのです。このような状態を避けたいのであれば、相続放棄の手続きを行う必要があります。この手続きは本人が行うこともできますが、余計な労力をかけたくないのであれば、弁護士に依頼すると便利です。

相続放棄を弁護士に依頼するメリットは、手続きのすべてを代行してもらえることです。戸籍謄本の取得はもちろん、書類を作成して裁判所へ提出するのもすべて任せることができます。また万が一放棄することが認められなかった場合も、すぐに不服申し立ての手続きをしてくれるので安心です。さらに弁護士に手続きを依頼した場合は、債権者や裁判所とのやり取りもすべて任せることができます。

債権者からの面倒な催促も、弁護士に依頼しているのでそちらへ連絡してほしいと告げるだけでよく、あとのことはすべて弁護士にお任せです。相続は思わぬトラブルを招くこともあります。亡くなった人が隠していた借金が発覚することもありますし、親族とかかわること自体を避けたいと思う人もいるかもしれません。これらのトラブルを避けるために相続放棄は非常に有効ですが、この権利は3ヶ月以内に実行しなければいけません。

ですから余裕を持って手続きを進めるためにも、できるだけ早く法律事務所に相談することが重要です。